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楽しんで人生を過ごさないと・・。

介護老人福祉施設に入室しているご婦人の生命に対する勢いが・・。

 

外出規制が掛ったこの2回目の間に

人の生き死にかかる事があったようです。

 

介護老人福祉施設から終末の連絡が入ったので、

病院へ緊急入院をさせますかと家族に連絡が・・。

 

延命処置を執りたくないからと断ったとのことです。

 

理由は

何回かのガンや腰などの手術で、

これ以上本人に辛い思いをさせたくないと・・。

 

家族と病院側との患者に対する見解の相違点を

目の前で繰り広げられたようです。

 

緊急を要するので

患者に対する応対が手荒いと家族は感じてしまうのです。

 

もう少しお手柔らかにと感じるのは確かです。

 

現場の看護師は若い人が多いので

考えている暇は無いかと思うのですが、

家族にとっては

患者に付けられているチューブなども酷に見えてしまいます。

 

年齢も百歳に近づいていますから、

最期は安らかに迎えてほしいと望んでいるようです。

 

・・・で4日目に完全蘇生、

その間水で口を湿らしても無反応。

 

家族は急いでお弔いの準備をしていたようです。

 

エンジェルメイクを頼まれていましたが、

今の環境では呼ばれることが無いでしょう。

 

規制解除されると報道があったので

早速カットの要請があったので施設にお伺いしました。

 

4日の間食べ物をとっていませんでしたので、

痩せていましたが、

元気に反応してくれています。

 

さすがに私の名前はでてきませんでしたが、

カットが終わり

家族が写真撮影をしているときに名前を呼んでくれました。

 

カットする前と後では

ご本人の意識が現実に置き換わるので、

オシャレへの意識は高揚させるので

寄り添ったカットは、

心身的改善を起こしてくれる奇跡なのです。

 

帰り際には投げキッスをしだしたので、

若い頃を思い出しているのかもしれません。

 

結婚したときには

東京大空襲空の時のようで、

家財道具はすべて焼かれてしまったようでした。