頭頂部の頭痛は、
偏頭痛や緊張性頭痛などの繰り返す頭痛で、
器質的な病気とは関係のないものから、
脳や皮膚などの病気まで、
さまざまな原因が考えられます。
脳血管障害とは、
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血といった
脳の血管に関する病気の総称です。
「脳卒中」とも呼ばれています。
いずれも発症部位に
突然頭痛が起こることがあり、
くも膜下出血では
バットで殴られたような激しい痛みが生じます。
頭痛以外にも、
片方の手足がしびれる、
手足の力が抜ける、
つまずきやすい、
真っ直ぐ歩けない、
ろれつが回らない、
言葉がうまく出てこない、
モノが二重に見えるなどの症状が伴うことがあります。
ひどいときには意識がなくなる場合もあるようです。
脳血管障害は
治療が遅れるほど
重篤な後遺症が残ることが多く、
命の危険を伴う病気でもあります。
上で挙げた症状に当てはまるようなら、
すぐに病院を受診しましょう。
また、
夜間や休日の場合には
救急外来への受診、
緊急の場合には
すぐに救急車を呼ぶなどの対応が必要です。