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うがいの効能を知ろう。

今一度、うがいの効能を知っておくのもいいかもね。

 

◎風邪などの感染症予防の効果    

無意識に口や鼻を触ったり、浮遊する細菌・ウイルスを知らないうちに吸い込み、それらが口腔内・喉にとどまってしまうと、風邪などの感染症の原因となります。うがいをすることで、喉や口の粘膜に付着した細菌やウイルスなどを口の中から洗い流し、感染を予防することができます。また、喉は乾燥することによって粘膜の表面の繊毛運動が弱くなったり、止まったりすることで、細菌やウイルスが侵入しやすくなります。うがいは、喉を潤す働きがあるため、風邪や感染症の予防にもなります。

◎口臭を防ぐ    

なかなか自分では気づくことがない口臭。口臭の約9割が、口腔内環境によるものと言われています。ニオイの原因となるのは歯にたまったかす、剥がれた粘膜や細菌。口内に生息する「嫌気性菌」(無酸素状態でも繁殖、活動する細菌)が、こうした食べかすや新陳代謝により生じた粘膜などのタンパク質を分解し、硫黄ガスを発生させることによる口臭です。うがいをすることによって、ニオイの原因を除去することができます。

◎喉の痛みや腫れを和らげる効用   

特に風邪を引いた時に喉が痛みやすいという方は、喉の粘膜が細菌やウイルスの感染によって炎症を引き起こしている可能性があります。うがい薬の中には炎症を鎮める効果のある種類があり、薬液を使ってガラガラとうがいを行うことで、喉の炎症を抑え、咽頭痛(喉の痛み)を和らげることができます。

 

うがい薬を使ったうがいの順番。

◎うがいをする前に手を洗う。

流水で洗浄剤を使い手についた菌やウイルスを30秒以上かけてしっかり落とす。特に指の間や親指の付け根、爪の周囲などは凹凸が多く洗い残しが発生しやすく、意識して洗うようにします。もし、手のひらの細菌やウイルスなどがコップに付着していたら、せっかくのうがいの効果が半減するどころか、逆に風邪の原因となりかねないので、うがいの前の手洗いはしっかりと行うことが大事です。

◎うがい薬を決められた量の水で希釈する。 

うがい薬は通常、水で希釈を行います。うがい薬の種類によって、希釈する濃度が異なりますので要注意です。また、原液を薄めた状態で長期間放置したり使い回しをせず、使用する都度希釈することです。

◎ブクブクと口の中を洗浄する。   

まずは、口の中にたまっている汚れや食べカスを物理的に落とすため、口の中にコップ半杯程度の水を含み、ブクブクと洗浄します。食事の後など汚れが多くたまっている際は、2〜3回同じように反復します。その後、うがい薬を口に含み、左右交互に頰をふくらませ、15秒程ブクブクうがいをすると効果的です。

◎ガラガラと喉の奥を洗浄する。   

ブクブクうがいをした後、喉の奥を洗うため、再度口に軽くうがい薬を含み、喉の奥まで行き渡らせるような形でガラガラとうがいを行います。6歳未満のお子様でガラガラうがいが難しい場合はブクブクうがいだけでもしっかり行うようにしましょう。

◎うがい薬を間違った水の量で希釈してしまったり、希釈していたまま放置していたり。うがい薬を誤った方法で使ってしまうと、その効果を十分に得られません。殺菌効果や抗炎症効果など、うがい薬の効果を出すためには、使う時の濃度がとても大切です。また使用期限を過ぎたうがい薬は使用してはいけません。

 

◎水うがいをした後そのまま飲み込んでも良いという情報がインターネット上に見られることがあったようです。ガラガラとうがいをしてそのまま飲み込むことで、確かに喉の潤いも保たれ、口内に残った細菌やウイルスを洗い流すのですが、細菌やウイルスがそのまま胃へ運ばれてしまい、そこで悪さをしないとは言い切れません。例えば、ウイルスや細菌性の胃腸炎はこうした外から入ってきたウイルスや細菌が原因となり、胃痛や下痢などの症状を引き起こします。うがいの後の水は吐き出すようにしましょう。

 

◎うがいをし過ぎてしまうと・・・。  

外出から帰ってきた時や、口腔内や喉が乾燥によってイガイガするような時はうがいが必要です。ただし、うがいをし過ぎてしまうと、正常な粘膜も洗い流してしまい、喉を痛めてしまう原因にもなります。うがい薬の成分により、使用頻度などが異なりますので、使用上の注意をよく読んで、正しい頻度でうがい薬を使用するようにしましょう。また乾燥に対してはうがいではなく加湿器を使用したり、飲み物を飲んで喉を潤すことも効果的です。

毎日の正しいうがいで感染症を予防しましょう!

 

 

 

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